月刊ヤングMAGAZIN

ベッドにもたれ掛かって

またマガジンを開いた




こっちより
今、後ろにいる椛の方が

ヤバイだろ…


落ち着け…オレ





「嵩琉…」

すぐ後ろから声がした



「えっ!!なに???」

オレは、声が裏返るくらい驚いた




椛、起きてんの?



え…寝言?



オレは振り返って、また布団を捲った





やっぱり、椛は寝てた




なんだ…

おどかすな…



顔、近!



おい…

寝顔…かわいいな…




キス、したい…



寝てるし
しても、バレないか…





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