月刊ヤングMAGAZIN
オレはカーテンを閉めて
椛にまたキスした
ーーー
シャツに手を入れた
やっぱり…
「オマエ、ノーブラなの?」
「うん、部屋ではいつもそぉだったよ」
オレ、そんなヤツといたの?
知らなくてよかった
ーーー
「嵩琉どの写真が良かった?」
オレに身体を触られながら
椛が聞いてきた
「…え、そんなこと、今聞くの?」
ーーー
「うん、その方が
恥ずかしくないかな…って思って…」
ーーー
「なんか、集中できないんだけど…」
ーーー
「え、何に?」
「オマエの身体に…」
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「ごめん…」
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ーーー
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「全部、綺麗だった…」
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「でも、本物の椛が…
一番綺麗…」
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椛の返事はなくて
また寝てんのかな…って顔を見たら
寝てなかった
本当に綺麗だった
オレのために
綺麗になってくれて
ありがとう
ーーーーー
椛…