恋って西洋風グミの味?
大槻とパノラマ島
そういえば、今日のグミを言い当てた大槻は、独り静かに読書してたな…
何読んでるんだろう。ちょっと覗いてみるか。
「何読んでるの?」
「パノラマ島奇譚」
「…はぁ?誰の本?」
「江戸川乱歩」
・・・・誰よ、それ。ああ、なんか現国のちっさい所に載ってた人のような気がするようなしないようなー…。
「面白い?」
「当たり前だろ」
大槻はやぼったい髪型に伏し目がちでぶっきらぼうに答えてた。
むしろ、「そんなのも知らねーの?」的目線を食らった気がしなくもない。
「ねぇ、どうしてグミの種類知ってるの?」
一番疑問に思ってたことを聞いてみた。
「うち、西洋菓子専門に取り扱うお菓子屋」
えっ!そうだったんだ!!それは詳しいはずだわ。
ちょっと感服しちゃった。
「お菓子っていいよね、特に西洋のお菓子。あの読めない文字と、いかにもって甘ったるさがすごく幸せにしてくれるんだよね~。」
「さすがに毎日囲まれてると飽きるけどな。」
「何よ、つまんないヤツ」
「江戸川乱歩を知らないお前のほうがつまらんと思うがね」
っ回りくどい言い方~~~~!!!!!
何読んでるんだろう。ちょっと覗いてみるか。
「何読んでるの?」
「パノラマ島奇譚」
「…はぁ?誰の本?」
「江戸川乱歩」
・・・・誰よ、それ。ああ、なんか現国のちっさい所に載ってた人のような気がするようなしないようなー…。
「面白い?」
「当たり前だろ」
大槻はやぼったい髪型に伏し目がちでぶっきらぼうに答えてた。
むしろ、「そんなのも知らねーの?」的目線を食らった気がしなくもない。
「ねぇ、どうしてグミの種類知ってるの?」
一番疑問に思ってたことを聞いてみた。
「うち、西洋菓子専門に取り扱うお菓子屋」
えっ!そうだったんだ!!それは詳しいはずだわ。
ちょっと感服しちゃった。
「お菓子っていいよね、特に西洋のお菓子。あの読めない文字と、いかにもって甘ったるさがすごく幸せにしてくれるんだよね~。」
「さすがに毎日囲まれてると飽きるけどな。」
「何よ、つまんないヤツ」
「江戸川乱歩を知らないお前のほうがつまらんと思うがね」
っ回りくどい言い方~~~~!!!!!