君と秘密のスキャンダル


俺は地味子の顎をクイっとあげた。


そう、女子がドキっとするであろう《顎クイ》を俺はきめた!!





やっぱりこいつ、顔を上げても全然顔が見えねー…。

っが、我慢だ…我慢だ、俺!!!

イケメンな俺の顔に見つめられればイチコロなはず!!


「…………」

「…………」




……ん?
よく見たらこいつ肌すげー綺麗だな……
白くて、なんか引き込まれるような………



いやいや!!!
何で俺がこんなどこに目があんのかわかんねー女を見つめてんだっ!!





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