君と秘密のスキャンダル




その日は、ヨウコちゃんとホテルへ行った帰り道だった。



______ピロリン♪
___________ピロリン♪


《ねぇ、今度はいつ会えるの?》
《明日は私といいことしよ?♡》
《いつなら空いてる?》



ちょっと優しくしただけで、すぐコレだ。
ふっ、本当女ってチョロいよなぁ〜



女の子からのメールに返信していると、ふと目の前に立ち塞がる影が。



顔を上げると同時に、



「宮田翔馬くん!
私の処女、もらって下さい!!!」



「……は?」






< 4 / 89 >

この作品をシェア

pagetop