水に溺れた君と夏
いち

    水をなめらかにすべって


    光を追って掴もうと進む。


  そのたびに小さな気泡が私を包んで


   水と共にありたいと感じる。



 ──その感覚が今も忘れられずに

    体と心が虚しくも願う。──
< 1 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop