水に溺れた君と夏
ごのご
「まぁ本当は泳げるんだよね。」
そういって笑う私。
「違うだろ。
きっとそれも本心だと思う。
でも、そういうことじゃねぇだろっ!」
だってね。言っていいかわかんないんだよ…。
「大丈夫だから。な?」
3回目だね、それ。
もう…いいのかな。
そう思うと一気に涙が出てきて。
気がつけば私は陽都に抱き締められてた。
「ほんっとはっ…水、泳したかったっ。」
「おう。」
なにかが切れたかのようになき続ける私。
そういって笑う私。
「違うだろ。
きっとそれも本心だと思う。
でも、そういうことじゃねぇだろっ!」
だってね。言っていいかわかんないんだよ…。
「大丈夫だから。な?」
3回目だね、それ。
もう…いいのかな。
そう思うと一気に涙が出てきて。
気がつけば私は陽都に抱き締められてた。
「ほんっとはっ…水、泳したかったっ。」
「おう。」
なにかが切れたかのようになき続ける私。