水に溺れた君と夏
…目を冷やしにいこう。

そう思って待っている間に空になった
ペットボトルを見て、自販機に向かう。

「──────伊月っ!!!」


声と影。たったふたつのことなのに。

"誰か"なんてすぐにわかる。

おめでとうって、ありがとうって。

しっかりと伝えたい。

そして素直な気持ちで君に伝えるよ。

─"   "─
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