薔薇の棘のように
蘭奈side




「ん、」





須賀「起きましたか。」




「私なんか言ってた?」






須賀「いえ、私は何も聞いてません」





「そう、」





こいつ嘘しかつかねぇじゃん





「何時?」





須賀「ちょうど昼休憩ですので1時ですね。」





「ももがくるかもね。」




須賀「そうですね。」




「今日の放課後家に来るんでしょ?それで私の執事っていうんでしょ?私の執事とか嫌だと思ってんだね。」




須賀「怖いですね。何でもお見通しなんですか?」





ガラガラ



もも「失礼します!」




もも「蘭奈ー!!」





「ももちゃんー!」




もも「大丈夫だった?保健室の外男子が大勢お見舞いにきてるよ!」




は?まじか、めんど、




「え!?私に?なんでだろう.........。」





もも「蘭奈が可愛いからに決まってんじゃん!」






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