薔薇の棘のように
「西領ではなくー元西堂家の御曹司くーん?」





りず「何故それを、」



「いやー知らないと思った?」



「わたしが帰りの車に乗る前の口調ぶりおかしくて調べちゃったーてか、潰されたんだっけ?」




りず「ははっ」



「まぁどうであれさーこの装置はいただけないねー。」



りず「らあさ様が、来るころだと思うが?らあさ様はどうなってもいいよな???」





「は?」




りず「あれ?だめだった?」




「うん。だめ。」




須賀「え、だめなんですか?」



「は?うん。」



須賀「どうされますか?」




「私ね、らあさ嫌いじゃないから助けるんだー。」




りず「まさか。馬鹿かよ。」





「私を殺すことがあなたの復讐?」




「それとも、見返りの無い愛が欲しかった?」




りず「違う!俺は!」





らあさ「あれ、りずくーん!なんで蘭奈んとこいんのぉ?」




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