薔薇の棘のように
とりあえず向かってみよう。



誰かいる。息が相当荒い




「はぁーはぁ」




らあさ「姉様!?」




ここまで酷いと思わなかった。




さて、どうするか、困った。事を広げる訳にはいかない。第1私の関係は秘密。





「らあ、さ」




とりあえず私の隠し部屋に行くしかないか。




血まみれだ。幸いここから近い。




母は外出中か、ちょうどいい。




出血が酷い。須賀とやらはどうせ話してんだろうし。姉様の部屋は防音だから聞こえないはず。





ふぅ、





運んだはいいものの、どうするか、




< 38 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop