薔薇の棘のように



どこに向かってるでしょう?





そう、保健室です。さすがにだるかったのとれみちゃんに会いに〜





「コンコン。れみ先生、黒蝶華です。」





れみ「入っていいわよー」





ガラガラ





「れみちゃ『ありがとうございました。』」






「.........。」





れみ「どうしたの?」





「いえ、怪我ですか?」





『あ、うん。』





れみ「そうそう。朝練で転んだらしくて。」






「そうなんですね。お気おつけてください!」




あっぶ、天然キャラ抜けてたよ最初!






れみちゃんって言おうとしたし、てかほぼ言っちゃったし!





『では失礼します。』




れみ「酷くなったらまたおいで〜」






『はい。ありがとうございます。』




ガラガラ






「れみちゃん、おはよ」





れみ「おは!蘭奈姫ー!」





「蘭奈姫ってやめろぅー」





れみ「ハイハイ 。んでどうした?」




「れみたんに会いに」





れみ「嬉しいけど違うだろ!」





「うん、違う」





れみ「それははっきり言い過ぎー」


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