俺様幼馴染の溺愛包囲網
でも、なぜか真奈美の予言は的中した。

次の日、たった2日で、亮平は振られたのだ。


今日の昼休みも、
亮平は平然としていたんだけど。

納得いかないのは私の方。

なんで?

うちの亮平が振られるなんて!

ちょっと俺様だし、わがままだし、潔癖症だけど、誰からも好かれるいい奴なのよ。

佐伯さんに文句言ってやりたいっ!

「亮平!
なんで振られたの?
納得いかない!」

「……なぜお前がキレる⁇」

亮平の部屋に乗り込んで、目をキョトンとして驚いている亮平に食ってかかった。

「だって、自分からあんな公開告白しといて
2日で振るなんて酷いじゃない!
悔しくないの?」

「……いや。全く。」

と、何故か口をモゴモゴさせて、言いにくそうにしている。

なんで?

「亮平?
……んも〜っ!説明!」

ため息をつき、頭をかきむしる亮平。

話す気になるまで待つよ!
それくらいの忍耐力はあるからね。

睨み続けると、観念したのか話しだした。

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