俺様幼馴染の溺愛包囲網
「はい。是非お時間があれば御参列ください。またちゃんとした案内は出させていただきます。」

「ええ、ええ。
楽しみにしてるわ!
結衣ちゃん、あなたもね。」

え!突然ボールが飛んできたぞ。

「は、はい。
あ、でも私はまだ先です。研修が終わってからですから。」

「準備は早く進めたほうがいいわよ。
ちゃんした式に披露宴を挙げるとなると、
仕事しながらの準備でしょう?
週末しか動けないから、結構準備に時間がかかってしまうの。私も思い出しちゃうわ。
仕事のこともまだまだ精一杯なのに、なんで私結婚しようなんて思ったのかしら?って。
まさにマリッジブルーになったのね。
ま、今は懐かしい思い出だけど。」

「そうね、うちの娘達も、準備は大変だったわ。
どうしてもお相手があることだから。
折り合いをつけていかないといけないのよね。
色々大変だと思うけど、坂上先生も結衣子先生も頑張って。」

前川先生も娘さんが2人いらっしゃる。
どちらももう嫁がれてるから、親身になってくださるのね。

「「ありがとうございます。」」

あ、ハモっちゃった。

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