青の世界のあなたと、記憶をなくした私との365日の恋物語
カーテンの隙間から日の光が差し込んでいた。
“ 朝か・・・”
枕元の時計を見ると、6時半・・・起きるか・・・。
スェットのまま階下の洗面所に向かいドアを開けた。
「あ、おはようございます。」
「あ、あ、あぁ、おはよう。」
碧は洗顔したばかりなのか、タオルで顔を拭きながら慌てたように挨拶をし
俺は俺で予想外の状況に慌てふためき声が出るのが遅れた。
「ごめん、今度からはノックして確認するよ。」
「大丈夫ですよ。気になさらないでください。」
碧はそう言うと足早に洗面所を後にした。
自分とは違う甘い香りが残る洗面所に少し落ち着かない気持ちになりながら、
冷たい水で顔をバシャバシャと洗った。
約束の八時前にリビングに行くと、そこには既に碧がいた。
「じゃあ、キッチンの説明からするね。」
「はい、お願いします。」
キッチンの収納や使い方を説明しながら、簡単に二人で朝食を作る。
目玉焼きにウインナー、野菜スープにトースト。
碧は覚えが早く、料理もある程度できるようでテキパキと動いていた。
「これなら安心して任せられそうだ。」
「それなら良かったです。」
碧もホッとした顔を俺に向けて喜ぶ。
いつもは一人の侘しい食卓も二人だと楽しい物だと感じた。
悪くないな・・・。
これからの生活に明るい兆しが見えた時だった。
“ 朝か・・・”
枕元の時計を見ると、6時半・・・起きるか・・・。
スェットのまま階下の洗面所に向かいドアを開けた。
「あ、おはようございます。」
「あ、あ、あぁ、おはよう。」
碧は洗顔したばかりなのか、タオルで顔を拭きながら慌てたように挨拶をし
俺は俺で予想外の状況に慌てふためき声が出るのが遅れた。
「ごめん、今度からはノックして確認するよ。」
「大丈夫ですよ。気になさらないでください。」
碧はそう言うと足早に洗面所を後にした。
自分とは違う甘い香りが残る洗面所に少し落ち着かない気持ちになりながら、
冷たい水で顔をバシャバシャと洗った。
約束の八時前にリビングに行くと、そこには既に碧がいた。
「じゃあ、キッチンの説明からするね。」
「はい、お願いします。」
キッチンの収納や使い方を説明しながら、簡単に二人で朝食を作る。
目玉焼きにウインナー、野菜スープにトースト。
碧は覚えが早く、料理もある程度できるようでテキパキと動いていた。
「これなら安心して任せられそうだ。」
「それなら良かったです。」
碧もホッとした顔を俺に向けて喜ぶ。
いつもは一人の侘しい食卓も二人だと楽しい物だと感じた。
悪くないな・・・。
これからの生活に明るい兆しが見えた時だった。