青の世界のあなたと、記憶をなくした私との365日の恋物語
俺は碧さんに促されるまま、氷室蒼の向かいのソファーに腰を下ろす。
碧さんは、キッチンに向かったと思うとコーヒーを持って俺の前に置いた。
「江波さん、どうぞ。」
「ありがとうございます。」
コーヒーを一口飲むと、ほろ苦い味が口の中に広がった。
「江波さん今日はご足労頂きありがとうございます。
碧の戸籍の件で、弁護士さんはどんな感じですか?」
氷室蒼がそう聞いてきた。
「はい、時間は少しかかるそうですが大丈夫です。
それと、直接弁護士の先生にお会いした方が良いと思い、先生の都合の
良い日も確認してきました。」
そう言って琢磨先生の名刺と日時を伝えつつ、俺は浸りの様子を伺った。
特に男女の関係という雰囲気は感じられない。
俺は安堵の息を吐きつつ、コーヒーを飲んだ。
氷室蒼は、保護者の様に碧さんを見ているだけなのかもしれない。
金持ちの道楽なのか・・・
確かに氷室蒼は碧さんよりかなり年上のようだし、兄のように妹を護る
感じなのだろう。
一通りの話をして、俺は席を立つ
「碧さん、心配なことや、何かあったらいつでも遠慮なく相談してください。」
「ありがとうございます。
江波さんがいてくれて助かりました。
今後も何かとお世話になるかと思いますが、よろしくお願いします。」
「はい、ではまた顔を出します。」
碧さんの見送りに俺は機嫌よく氷室邸を後にしたのだった。
碧さんは、キッチンに向かったと思うとコーヒーを持って俺の前に置いた。
「江波さん、どうぞ。」
「ありがとうございます。」
コーヒーを一口飲むと、ほろ苦い味が口の中に広がった。
「江波さん今日はご足労頂きありがとうございます。
碧の戸籍の件で、弁護士さんはどんな感じですか?」
氷室蒼がそう聞いてきた。
「はい、時間は少しかかるそうですが大丈夫です。
それと、直接弁護士の先生にお会いした方が良いと思い、先生の都合の
良い日も確認してきました。」
そう言って琢磨先生の名刺と日時を伝えつつ、俺は浸りの様子を伺った。
特に男女の関係という雰囲気は感じられない。
俺は安堵の息を吐きつつ、コーヒーを飲んだ。
氷室蒼は、保護者の様に碧さんを見ているだけなのかもしれない。
金持ちの道楽なのか・・・
確かに氷室蒼は碧さんよりかなり年上のようだし、兄のように妹を護る
感じなのだろう。
一通りの話をして、俺は席を立つ
「碧さん、心配なことや、何かあったらいつでも遠慮なく相談してください。」
「ありがとうございます。
江波さんがいてくれて助かりました。
今後も何かとお世話になるかと思いますが、よろしくお願いします。」
「はい、ではまた顔を出します。」
碧さんの見送りに俺は機嫌よく氷室邸を後にしたのだった。