青の世界のあなたと、記憶をなくした私との365日の恋物語
_________3月24日
蒼さんに対する自分の気持ちを自覚し、この家と蒼さんから
離れる決意を伝えてから、あっという間の3か月が過ぎた。
季節は寒い冬から桜の咲く春へと移り変わっていた。
この3か月、諦めなければという気持ちとは裏腹に、私の蒼さん
に対する気持ちは益々大きくなっていくばかりだった。
蒼さんの顔が見たい、でも、見ると嬉しい気持ちと一緒に辛い
想いが胸を締め付ける。
このまま側にいたい、でも、側にいることが辛い・・・。
私は、一体どうしたいんだろう・・・。
私がここを離れる決意を伝えた日から、蒼さんは作業部屋に籠る
時間が増えていた。
時には、目の下にクマまで作っている事もあった。
ただ単に仕事が忙しいだけなのか、それとも、出て行く私との時間
が煩わしく思っているのか・・・。
「スー、ハ~。」
深呼吸をして頭を振る。
イヤなことは考えない、今を楽しまないと・・・。
蒼さんとの暮らしはそれまでとは大して変わりなく過ぎていた。
デートにも似た週二回の買い物とドライブは相変わらず続いて
いたし、私を見る蒼さんの表情は穏やかで、私はつかの間の
幸せをかみしめていた。
蒼さんに対する自分の気持ちを自覚し、この家と蒼さんから
離れる決意を伝えてから、あっという間の3か月が過ぎた。
季節は寒い冬から桜の咲く春へと移り変わっていた。
この3か月、諦めなければという気持ちとは裏腹に、私の蒼さん
に対する気持ちは益々大きくなっていくばかりだった。
蒼さんの顔が見たい、でも、見ると嬉しい気持ちと一緒に辛い
想いが胸を締め付ける。
このまま側にいたい、でも、側にいることが辛い・・・。
私は、一体どうしたいんだろう・・・。
私がここを離れる決意を伝えた日から、蒼さんは作業部屋に籠る
時間が増えていた。
時には、目の下にクマまで作っている事もあった。
ただ単に仕事が忙しいだけなのか、それとも、出て行く私との時間
が煩わしく思っているのか・・・。
「スー、ハ~。」
深呼吸をして頭を振る。
イヤなことは考えない、今を楽しまないと・・・。
蒼さんとの暮らしはそれまでとは大して変わりなく過ぎていた。
デートにも似た週二回の買い物とドライブは相変わらず続いて
いたし、私を見る蒼さんの表情は穏やかで、私はつかの間の
幸せをかみしめていた。