青の世界のあなたと、記憶をなくした私との365日の恋物語
女は個室のベットに横になっていた。
目を閉じたままの女は、点滴に繋がれていて、まだ顔は青白い
ものの、俺が見つけたときよりは少し顔に赤みがさしているよう
に見えた。
取りあえず、女の状態を確認した俺はそのまま病室を後にした。
次の日の昼過ぎ、俺は女のいる病室に足を運んでいた。
中川の話では、まだ目が覚めないとのことだった。
ベットの横に立ったまま、女の顔を覗き込むと微かに瞼が動いた
感じがした。
“ ・・・気のせいか?”
もう一度女の顔を覗き込むと、静かに瞼が動き女が目を開けた。
「おい、大丈夫か?気分はどうだ?」
女は声に気づき、俺を見ながら
「・・・あ~、あ・・・・」
酷く掠れた声を出す。
何か話したいようだが、女も思ったように声がでなく戸惑って
いるのが見てとれた。
俺は、直ぐにナースコールを押して女の目が覚めた事を伝え、
看護師が来るのを待った。
直ぐに中川と看護師がやってきて、軽く診察する。
「蒼、これから彼女を検査するから待っててもらってもいいか?」
「あぁ、時間ならあるから大丈夫だが・・・」
「じゃあ、よろしく。」
そう言うと、女を車椅子に乗せて病室を足早に去って行った。
目を閉じたままの女は、点滴に繋がれていて、まだ顔は青白い
ものの、俺が見つけたときよりは少し顔に赤みがさしているよう
に見えた。
取りあえず、女の状態を確認した俺はそのまま病室を後にした。
次の日の昼過ぎ、俺は女のいる病室に足を運んでいた。
中川の話では、まだ目が覚めないとのことだった。
ベットの横に立ったまま、女の顔を覗き込むと微かに瞼が動いた
感じがした。
“ ・・・気のせいか?”
もう一度女の顔を覗き込むと、静かに瞼が動き女が目を開けた。
「おい、大丈夫か?気分はどうだ?」
女は声に気づき、俺を見ながら
「・・・あ~、あ・・・・」
酷く掠れた声を出す。
何か話したいようだが、女も思ったように声がでなく戸惑って
いるのが見てとれた。
俺は、直ぐにナースコールを押して女の目が覚めた事を伝え、
看護師が来るのを待った。
直ぐに中川と看護師がやってきて、軽く診察する。
「蒼、これから彼女を検査するから待っててもらってもいいか?」
「あぁ、時間ならあるから大丈夫だが・・・」
「じゃあ、よろしく。」
そう言うと、女を車椅子に乗せて病室を足早に去って行った。