*君にたくさん愛を伝えたい*
「入んねーの?」
「え?」
「用がないなら閉めるけど」
何を考えてるか分からなかったけど、また家に入れてもらえるなら。
もしかしたらまた今までのように話せるんじゃないか
そんな期待を胸に飛鳥の家へと入った
「お、お邪魔します」
「、、、、、」
何も変わっていないのにまるで知らない家の様だった
飛鳥はリビングのソファに座るとタバコを吸い始めた
飛鳥の匂いとタバコの臭いが混ざる
「で、何の用?」
なんとなく飛鳥の横は座りづらく、立ち止まっているとタバコの煙と一緒に冷たく吐き捨てられた