*君にたくさん愛を伝えたい*



「、、、、いや!!!」






飛鳥の唇に噛みつけば、血を流した飛鳥は無表情のままシャワーを止め私の首に顔を埋める






「お前なんなの?何考えてんのかさっぱり分かんねよ」



「、、、、ごめん」



「なんでいつも謝んの」



「ごめん」



「だからなんで!!!」






大声を出す飛鳥



いっそ全てをぶちまけたかった



飛鳥が好き、愛していると



でも思いとどまらせるのはやっぱり私の可愛さに言えだろう



言ってしまえば飛鳥との関係は壊れ、これまでどおりは通用しない






「お前まで俺から去っていくんだな」


「、、、、飛鳥?」


「もうお前の顔なんか見たくない。消えろ、出て行け」







私は自分の手で飛鳥を失った






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