*君にたくさん愛を伝えたい*




耳からスマホを話す



死にかけ、綾が?



俺のせいで



考えるよりも指の方が早かった






「何、気が変わった?」


「早く場所言え」


「そんな怖い声出すなって。そこから1番近い俺ん家のホテルだから、住所は送る」





送られてきた住所を確認し、適当にその辺にあった服を着て綾のローファーを手に家を出た








「遅いんだけど」


「これでも走った」





凪を押しのけ部屋の中に入るとベットの上でバスローブを着た綾が眠っていた





「まさかお前」


「仕方ないだろ?こっちだって見たくて見たわけじゃないし。一応明日の朝9時までとってるからごゆっくり」





凪は慌てて出て行った



今はあいつよりこっちか




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