*君にたくさん愛を伝えたい*
   


いくら望んでたからって、今の私には残酷すぎる



飛鳥の手を払い退けると、飛鳥が使っていた枕を手に取り顔を覆い隠しす






「いい加減気付けよ、これは現実。夢じゃね!!」


「嘘!!そんなの信じない!!」






枕を顔から引き剥がそうとしてくるのを何とか防ぐと上からため息が聞こえる



そんな都合のいい話があるわけない



さっき、ほんのちょっと前に飛鳥は消えろって言ったのに今度は好き??



私はそこまで馬鹿でも間抜けでもない!!!






「俺がどれだけお前を好きか思い知らしてやる」


「、、、、、」





そう言うと突然体から布の感触がなくなり、胸に開放感が訪れた



え、は?いや嘘でしょ!!



ゴツゴツとした飛鳥の手が胸に触れる、それから生暖かい湿った物が




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