君にとびきり甘い“愛してる”を。
まだそっぽを向いている彼に後ろからぎゅっと抱きつくけどすぐに離れた。
「…こっち向いてください」
「……っ」
こっちを向いてくれた彼の目を見る。
「瑠樹くん、好きです…今さらかもしれないけど、」
「…それ、本当?本当に俺のこと好きなの…?」
彼の言葉に頷いた。もう自覚しちゃったものは仕方ない…だって気持ちが溢れてしまっている。
「さっきの、あんな奴のおかげで気づきました…瑠樹くんが来てくれてすごく嬉しかったんです。瑠樹くんといるとドキドキして、目が離せなくなります…こんな感情初めてで、だけど好きなんです」
自覚すればするほど恥ずかしくなってだんだん身体の温度が上昇していくのが分かる…絶対顔が赤い。
こんなんじゃ、さっきと全く逆だよ…と思って俯いた。
「俺はずっと…いや、今の方が大好きだよ。」
そう言った彼は私に唇を重ねると彼はソファに押し倒した。