もういいや...と思ってた
病院へ
「分かりました。行ってみます。」
と言うと、教室に戻り朝机に入れたばかりの教科書類をすぐにカバンにしまう。そのまま、病院への道をとぼとぼと歩く。歩いて20分弱のところにあるのだが、嫌なことに限って時間は早い。すぐに着いてしまった。
『岡崎総合病院』
とりあえず入口から入る。受付に行く足が出ない。ウロウロしていると受付の人が気付いたらしく、こっちに向かって歩いてきた。
受付の人「こんにちは。診察でしょうか。」
「...えっと、学校の内科検診の再検査で来たのですが、どうすればいいですか」
受付の人「学校の名前を伺っても宜しいですか」
「...柏木高校です」
受付の人「柏木高校ですね。確認してきます。ここの椅子に座ってお待ちください」
と私を椅子まで案内し、お辞儀をしてから離れていく。
あっという間に病院に来て、心の準備ができる前に見つかってしまった。
「やっぱり帰ろうかな」
と小声で言うと
医者「再検査してからね」
と返ってきた。慌てて後ろを向く内科検診で学校に来ていたお医者さんが後ろにたっていた。身長が高く、切れ長の目、程よく見える筋肉。話し方は優しそうだが、少し威圧的な人だと思った。
と言うと、教室に戻り朝机に入れたばかりの教科書類をすぐにカバンにしまう。そのまま、病院への道をとぼとぼと歩く。歩いて20分弱のところにあるのだが、嫌なことに限って時間は早い。すぐに着いてしまった。
『岡崎総合病院』
とりあえず入口から入る。受付に行く足が出ない。ウロウロしていると受付の人が気付いたらしく、こっちに向かって歩いてきた。
受付の人「こんにちは。診察でしょうか。」
「...えっと、学校の内科検診の再検査で来たのですが、どうすればいいですか」
受付の人「学校の名前を伺っても宜しいですか」
「...柏木高校です」
受付の人「柏木高校ですね。確認してきます。ここの椅子に座ってお待ちください」
と私を椅子まで案内し、お辞儀をしてから離れていく。
あっという間に病院に来て、心の準備ができる前に見つかってしまった。
「やっぱり帰ろうかな」
と小声で言うと
医者「再検査してからね」
と返ってきた。慌てて後ろを向く内科検診で学校に来ていたお医者さんが後ろにたっていた。身長が高く、切れ長の目、程よく見える筋肉。話し方は優しそうだが、少し威圧的な人だと思った。