もういいや...と思ってた
龍斗「まず、聴診と呼吸機能検査の結果から、恵ちゃんが喘息なのは間違いないと思う。普段の呼吸機能がどのくらいか分からないから恵ちゃんにとってこれが悪いのか良いのかが分からないけれど、健康の人の検査値よりも低いんだ。ここまでは大丈夫?」
「...」
龍斗「急には受け止められないよね。今後は定期的に検診に来てもらって、本格的な発作が出ないように、自己管理していく必要がある」
「...」
龍斗「それで今日は熱も高いし喘鳴も聴こえるから、1日だけ様子見で入院して欲しい。いつ発作が起きてもおかしくない状態なんだ」
「...嫌です」
龍斗「え?」
「嫌です。帰ります。ありがとうございました。」
と言って診察室に扉を開ける。そのまま走って病院の外に出ようとするが、さすがにお金払わないのはと思ってトイレに籠る。後ろから「走っちゃダメ」と言われた気がするけど、大丈夫なんだから気にしない。
「...」
龍斗「急には受け止められないよね。今後は定期的に検診に来てもらって、本格的な発作が出ないように、自己管理していく必要がある」
「...」
龍斗「それで今日は熱も高いし喘鳴も聴こえるから、1日だけ様子見で入院して欲しい。いつ発作が起きてもおかしくない状態なんだ」
「...嫌です」
龍斗「え?」
「嫌です。帰ります。ありがとうございました。」
と言って診察室に扉を開ける。そのまま走って病院の外に出ようとするが、さすがにお金払わないのはと思ってトイレに籠る。後ろから「走っちゃダメ」と言われた気がするけど、大丈夫なんだから気にしない。