もういいや...と思ってた
"コンコン"
ノックが聞こえた。消灯時間すぎたし看護師さんかな?
「どうぞ」
"ガラッ"
蓮「よっ!遅い時間にごめんな。先生に無理言って教えてもらったんだけど、家がバタバタしてて手伝ってたら遅くなった」
「あれ、面会時間終わってるよね?」
蓮「入口付近でばったり会った岡崎って先生に、恵の見舞いにって言ったら、施設に連絡したけど誰も来なくて不安だろうから少しだけ許してあげるって言われて」
「ありがと、来てくれて。ちょっと寂しく思ってたとこだったんだ(笑)」
蓮「...無理して笑うな。強ばってるぞ。言って楽になるなら聞くぞ?」
「ありがと...でも、ごめん。大丈夫」
蓮「そっか」
「あの、話したくなったら聞いて貰える?」
蓮「当たり前だろ」
そこからは他愛もない話をした。時間が過ぎるのがあっという間で龍斗先生と約束したという15分が経った。
蓮「じゃあ、また学校で」
「ありがとう!またね」
蓮といると楽しい。今まであんまり友達とか作らなかったから、友達ってこういうことかな。結構いいな。いつか私の過去とか悩みを伝えられる時が来るかな。
ノックが聞こえた。消灯時間すぎたし看護師さんかな?
「どうぞ」
"ガラッ"
蓮「よっ!遅い時間にごめんな。先生に無理言って教えてもらったんだけど、家がバタバタしてて手伝ってたら遅くなった」
「あれ、面会時間終わってるよね?」
蓮「入口付近でばったり会った岡崎って先生に、恵の見舞いにって言ったら、施設に連絡したけど誰も来なくて不安だろうから少しだけ許してあげるって言われて」
「ありがと、来てくれて。ちょっと寂しく思ってたとこだったんだ(笑)」
蓮「...無理して笑うな。強ばってるぞ。言って楽になるなら聞くぞ?」
「ありがと...でも、ごめん。大丈夫」
蓮「そっか」
「あの、話したくなったら聞いて貰える?」
蓮「当たり前だろ」
そこからは他愛もない話をした。時間が過ぎるのがあっという間で龍斗先生と約束したという15分が経った。
蓮「じゃあ、また学校で」
「ありがとう!またね」
蓮といると楽しい。今まであんまり友達とか作らなかったから、友達ってこういうことかな。結構いいな。いつか私の過去とか悩みを伝えられる時が来るかな。