もういいや...と思ってた
あれから、今日やらなかった運動で負荷をかける検査を明日の午前中にやることになった。午後には帰れるらしい。でも、昨日あんなことがあった手前、帰りづらいところはある。気恥しいというか、気まずいというか。まあ施設の子は急でびっくりしただけで多分慣れてるから触れないでくれると思う。そんなことを考えながら今日は眠りについた。
入院中でも朝は早い。習慣化しているうえに、慣れない環境にいるから尚更だ。まだ朝のぼんやりとした空を見ながら、ぼーっとしていた。
"コンコン"
朝の回診の時間は朝ごはんの後にある。今まさに朝ごはんの半分を食べて、回収してもらい、横になったところだ。
「どうぞ」
龍斗「おはよう、今日はまあまあ食べれてたな」
「はい。少し食欲が戻りました」
龍斗「それはいい事だね。じゃあ、まずは体温測って貰える?」
と言って体温計を渡された。脇に挟むと、反対側の腕を取られ、脈拍を測っているらしく、真剣な顔をしている。
入院中でも朝は早い。習慣化しているうえに、慣れない環境にいるから尚更だ。まだ朝のぼんやりとした空を見ながら、ぼーっとしていた。
"コンコン"
朝の回診の時間は朝ごはんの後にある。今まさに朝ごはんの半分を食べて、回収してもらい、横になったところだ。
「どうぞ」
龍斗「おはよう、今日はまあまあ食べれてたな」
「はい。少し食欲が戻りました」
龍斗「それはいい事だね。じゃあ、まずは体温測って貰える?」
と言って体温計を渡された。脇に挟むと、反対側の腕を取られ、脈拍を測っているらしく、真剣な顔をしている。