再会した幼なじみは☓☓オタクになっていました。
それから焼きそばと唐揚げを食べると思ったよりもお腹は膨れて、おかず系はもう限界だった。
口の中を甘い物で満たしたくなった私はチョコバナナを食べながら、黒炎くんと会話をしていた。

立ちっぱなしも足が痛くなるので、今は椅子に座っている。

「あれだけ食ったのにまだ入るのか?」

「甘い物は別腹なの」

「確かにそれもそうだな。それにしても朱里は本当になんでも美味しそうに食べるよな」


「だって本当に美味しいだもん! って、それ褒めてるの?」

「褒めてる。他にどんな意味があるんだ?」

黒炎くんは不思議そうに私を見ていたけど、私には、あんまり食べると太るぞ的な意味に聞こえた。まぁ本人はそんなこと思ってもいないみたいだけど。

でも、食べすぎちゃった。これは後々響いてきそうでこわい。今日はいいけど、明日から少しは運動して痩せなきゃ。
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