再会した幼なじみは☓☓オタクになっていました。
「もしかしたら、これが最後になるかもしれないので」

「最後って?」

「柊黒炎と貴方が交際したら、自分と二人きりでどこかに行くのは出来ないという意味です」

それは最もな意見だけど、今のは私の恋を応援してるという意味にとらえて良いんだろうか。仮にも会長さんは私が好きなわけで……。会長さんはあくまでもそうなった場合の話をしてるのかな。

私だってそうなりたいとは思うけど、なかなか上手くいかないのが現状で……そもそも告白が成功したとしても黒炎くんが私のことを異性として好きじゃないと付き合うことは出来ないわけで。
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