再会した幼なじみは☓☓オタクになっていました。
会長さんには言わなかったけど、私は決めていたのだ。今回のお出かけで会長さんのことを何とも思わないなら、しっかりと告白の返事を断ろうと。

ただ、このことを本人を言ってしまうと気分を悪くさせてしまいそうで申し訳なかったから。それに、いつまでも待たせるのも変に相手を期待させてるみたいだし。

* * *

「来てしまった……」

翌日、私は学校の前にいた。今日、私は会長さんと2人きりでお出かけだ。行き先は決めなかったから、どこに行くのかはわからないけど。

だけど、黒炎くん以外の異性と出かけたことなんてないから変に緊張して昨日はあんまり寝付けなかった。

そのせいで朝は頭がボーッとしていた。
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