再会した幼なじみは☓☓オタクになっていました。
「朱里、口開いてるぞ。……って、もうこんな時間か! やべぇ、時間過ぎたらまた言われちまう」

「黒炎くん、時間ってなんのこと?」

「色々、口実作って朱里を助けに来たんだ。抜け出したのがバレたらまずいことになるんだ。詳しくは言えないが、また夏休みが終わったら学校で話そうな!」


黒炎くんはベンチから立ち上がり、どこかに行こうとしていた。

「あ、それから会長とは……先輩と後輩までの関係で接するならいいぞ。なんか、それ以上の関係になるとよくわからないが俺の心がイライラする……じゃあ、またな!」
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