再会した幼なじみは☓☓オタクになっていました。
最終章 再会した幼なじみは……
「よしっ、できた!」
姿見でいつものように髪を1つに束ねて、上でキュッと結ぶ。
今日は3年生の卒業式。
在校生の私は見送るほうにはなるけど、なんといっても今日は紅蓮会長の卒業でもあるわけで。
紅蓮会長とは色んな意味で深く関わったなぁ。まさか堅物と呼ばれる生徒会長さんと、あんなにも話す機会があるなんて、出会った頃の私は想像出来ただろうか。
……いろんなことがあったなぁ。黒炎くんと再会した時は、恋人がいるって言われて凄く動揺したっけ。何もしないで諦めるのが嫌だからアタックを続けて、そして結ばれた。
あのときの努力は無駄じゃなかったんだ。でも、まさかアカリちゃんがギャルゲーのヒロインだとは、最初は思いもしなかったけど。
少し昔の懐かしさを感じながら、私は学校へと向かう。昔って言っても、ここ一年くらいの出来事なんだけど。
姿見でいつものように髪を1つに束ねて、上でキュッと結ぶ。
今日は3年生の卒業式。
在校生の私は見送るほうにはなるけど、なんといっても今日は紅蓮会長の卒業でもあるわけで。
紅蓮会長とは色んな意味で深く関わったなぁ。まさか堅物と呼ばれる生徒会長さんと、あんなにも話す機会があるなんて、出会った頃の私は想像出来ただろうか。
……いろんなことがあったなぁ。黒炎くんと再会した時は、恋人がいるって言われて凄く動揺したっけ。何もしないで諦めるのが嫌だからアタックを続けて、そして結ばれた。
あのときの努力は無駄じゃなかったんだ。でも、まさかアカリちゃんがギャルゲーのヒロインだとは、最初は思いもしなかったけど。
少し昔の懐かしさを感じながら、私は学校へと向かう。昔って言っても、ここ一年くらいの出来事なんだけど。