再会した幼なじみは☓☓オタクになっていました。
「穏やかな日差しが差し込み、桜が咲き、春の訪れを感じる季節となりました」
卒業生代表が在校生とお世話になった先生に答辞を読み上げる。もちろん、代表は紅蓮会長だ。噛むことはなく、答辞の紙も下に置いて見ることはない。
完璧な答辞に、さすがとしか言葉が出てこない。
(紅蓮会長、おめでとうございます)
私は心のなかで呟いた。色々あったけど、お世話になったし。
そして、長い卒業式が終わった。
「紅蓮会長、卒業おめでとうございます!」
「霧姫朱里。ありがとうございます」
生徒会室。私と黒炎くんは紅蓮会長にあらかじめ用意しておいた花束を渡す。
卒業生代表が在校生とお世話になった先生に答辞を読み上げる。もちろん、代表は紅蓮会長だ。噛むことはなく、答辞の紙も下に置いて見ることはない。
完璧な答辞に、さすがとしか言葉が出てこない。
(紅蓮会長、おめでとうございます)
私は心のなかで呟いた。色々あったけど、お世話になったし。
そして、長い卒業式が終わった。
「紅蓮会長、卒業おめでとうございます!」
「霧姫朱里。ありがとうございます」
生徒会室。私と黒炎くんは紅蓮会長にあらかじめ用意しておいた花束を渡す。