再会した幼なじみは☓☓オタクになっていました。
三章「幼馴染からのスタート」
あれから2週間が過ぎた。
私は女友達も出来て、それなりに高校生活を楽しんでいた。


黒炎くんとの距離は相変わらず遠いけどウジウジ悩むばかりじゃ駄目だと思い、私は前よりも積極的にアタックすることにした。

まずは今の黒炎くんを知ることが最優先だ。


「黒炎くん! 今日も一緒にお昼いいかな?」


思ったよりも大きい声が出てしまっていて、教室にいるみんながこっちをジロジロと見ていた。

私が黒炎くんに好意を抱いていることがまわりが察したのか、クラスメイトは私のことを陰から見守ってくれている。


私が黒炎くんのことを好きっていうのは、バレバレのようだ。


私って、そんなにわかりやすいのかな?

だけど、当の本人には気付かれてないんですけど。どんだけ鈍いの、黒炎くん。
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