再会した幼なじみは☓☓オタクになっていました。
「お邪魔します」


私は今日好きな人の家に泊まることになった。

そして、今まで知りたかった真実を知れる機会がやって来たのだ。


黒炎くんの家は普通のアパートなんだけど、2LDKと高校生が住むにはかなり広め。おまけにバルコニーまである。

リビングは白と青で統一されており、かなり綺麗だった。


それなりの広さがあることから家賃も高いと思うんだけどバイトもしてる様子はないのに、家賃は親が出してるのかな? と気になってしまった。

想像では玄関入ったところからギャルゲー関連の物が出てくるとばかり思っていたから、これはかなり予想外だ。


「鞄はそこらへんに置いてていいぞ。とりあえず濡れた制服を乾かさないとな」

「まっ……! 黒炎くん、流石にそれは」


目の前で制服を脱ごうとした黒炎くんの姿を見て、私は思わず両手で目を隠す。

私には刺激が強すぎる!
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