近くて遠い君へ


‥‥突然
お尻に感じてた違和感が消えた。




やっと‥
終わったのかな?




結花はぐったりだった。涙が今にでも
零れ落ちそう‥。




恐怖と
佳晃がいない寂しさ‥



震えるだけしか
できない結花。




「‥大丈夫?」



誰かの声に顔を上げた。



そこには
藍巳高校の制服を来た
男の子‥。


佳晃より少し背が高い。スラッとしてて細いんだけど腕の筋肉はすごい。



いわゆる
モテそうな人。




結花の第一印象は

《筋肉マンみたい!!》

ただ、腕の筋肉だけで
判断しちゃったけど。

< 45 / 180 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop