私は不幸だ
たまに自分が自分じゃなくなる。

私の中のもう一人の誰かが私を支配してる。

ブブッ!

その時私のポケットに入っていたスマホが震えた。

「メールかな?」

そこにはこう書かれていた。

【inミッションズ☆支配ゲーム】
お客様おめでとうございます〜!!
抽選の中から第一のメンバーとして当選いたしました!!
では、このメールを見たら090-1234-*#◇までご連絡ください!!

「inミッションズ支配ゲーム?第一のメンバー?何これ」

真っ黒な画面に真っ白な文字で書かれた字。

いかにも、、、

(怪しすぎる!!!)

誰がこんなゲームをやるかっての。

私はケータイを鞄にしまいまた歩き始めた。

ブブッ

またケータイがなった。

画面を開くとさっきと同じような文字が書かれていた。

私は無視してまた鞄にしまおうとした時またケータイがなった。

ブブッ

ブブッ

ブブッ

「何?!」

ブブッ

ブブッ

「もう辞めて!」

ブブッ

ブブッ

ブブッ

「あぁ!!うっせぇなぁ!」

まただ、また自分の中の誰かが私の体を支配する。
< 11 / 30 >

この作品をシェア

pagetop