心を ほどいて ~コーディネーター麻里絵
「純也 悶々としちゃう?」
ベッドの中で 抱き合って話す。
「うん。鼻血でそう。」
「もっと くっ付いちゃう。」
「まりえ。覚えてろよ。」
「純也の胸 温かいね。」
「胸の中は もっと熱いよ。」
そんな事を 話しながら
いつの間にか 2人 眠っていた。
こんな夜も あるの?
目覚めた私は 身震いするほど 幸せで。
純也。多分 次は 大丈夫だよ。
そっと 純也に キスを落とした。
幸せな夜に続く 幸せな朝。