心を ほどいて ~コーディネーター麻里絵
そのまま ベッドに降ろされて。
昨夜 あんなに 何度も 満たし合ったのに。
私の身体は 空気に触れても 反応するかと思うほど。
感情と一緒に 身体も応える。
「まりえ… どうしたの…」
「わからない…あっ…あぁ…」
「すごいよ…あぁ…俺 もうだめ…」
純也だけじゃなくて 私だって。
これから 我慢できないと思う。
身体を 突き抜ける 熱い快感に
私の身体は 大きく跳ねた。
もう一度 微睡んで。
純也の腕で 目覚めた時
窓の外は 太陽が 昇っていた。