サヨナラなんて言わない。
「分かってるよ、言うわけないでしょ?晴って私の事、相当悪いやつって思ってんの?善人でしょ?私は。」
「いや、お前はいいやつだけど…」
いいやつね、そう言ってくれる所が晴らしい。
「じゃ、応援してるから!」
私がそう笑顔で言った時、ちょうどみのりがやってきて私に水筒を渡してくれた。
何のはなし?と聞くみのりに秘密〜と言う。
ごめんね、みのり。
これは晴から聞かなきゃ意味ないから、晴の心の準備ができるまで待ってあげてね。