オレンジ



ねえ もう 


ひとりで 


苦しむのは 



やめて? 





ボクがいるから 




ボクが君を守るから 








僕がそう言うと 


彼女はまた 


悲しげに微笑み、 



ゆっくりと 






瞳を閉じた 




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