紡ぐべき糸

「聡。私 親孝行するから。自分の親にも 聡のご両親にも。」

啓子は 少し涙汲んで言う。
 

「ありがとう。愛しているよ。」

そっと聡は呟く。

甘い幸せが 啓子の胸を満たす。



聡に 出会えて良かった。


聡を 愛し続けて 聡が 振り向いてくれて 本当に 良かった。


これから 二人で歩く人生。


どんな困難が 待っていても 聡が 隣にいてくれれば大丈夫。
 


聡を 知ることで 啓子は 成長したから。


これからも 聡と一緒に 成長していく 自信があるから。
 


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