本当のキス ー偽りのキスー 番外編

「私の腕時計も、いつもしてくれてて
嬉しいな…」


先生が顔を上げた



目が合った




先生、綺麗…




夕方になりかけた空が
先生を薄っすらピンクに染めた




先生の頬が赤いのは
日焼けなのかな…


それとも…





先生…


好き…





こんなに近いのに…


先生はオレを真っ直ぐ見てくれるのに…




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