本当のキス ー偽りのキスー 番外編

「先生
乙ちゃんいるし
オレ、ここで帰ろうかな…」



「うん…」


先生はオレに腕時計を見せてくれた




9時になろうとしてた




「似合う?」

先生は嬉しそうに聞いた




「うん…」



細くて白い腕

綺麗な手




オレは先生の手を掴んで

指先に唇をつけた


先生…

好き



ほんの一瞬だったけど

ドキドキした





前もこんなことあった


保健室で
先生が絆創膏貼ってもらった時





< 329 / 483 >

この作品をシェア

pagetop