本当のキス ー偽りのキスー 番外編
「甲ちゃん…」
「え…?」
「呼んでみたかった…
乙ちゃんがいつも呼んでるから
かわいいなって思ってた」
「うん…」
「ヤダ?
オレもそう呼んだら…」
「んーん…
…律…」
「え…」
「私も呼んでみたかった…
…律…って…」
なんか、くすぐったかった
「オレも呼ばれたかった
…
なんかさ、こんなことでもオレ
すごく嬉しいし
…
今、すげぇドキドキしてる…」
中学生?オレ?
「私もだよ
嬉しいよ…
一緒にいると
いつもドキドキするよ…
…律…」
先生がオレの腕に捕まった
先生からオレに触れてくれた