本当のキス ー偽りのキスー 番外編

「…我慢してるでしょ…
さっきも、乙たち見てて
いいな…って私も思った
いつも清田くんに我慢させてるって…」


笑ってた先生が真剣な顔になった



「…うん
でも、先生に迷惑かけたくない…」




「…ごめん」



「別に、先生のせいじゃないし
…卒業まで、待ってて

好きだよ…甲ちゃん
好きだから…待っててほしい」




待ってて…




本当に待ってるのは


オレかもしれない





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