本当のキス ー偽りのキスー 番外編

「乙ーーー!
似合うよ…」



「ありがと」



ーーー



相変わらずイチャイチャしてる…







甲ちゃんも見てた



「甲ちゃん
チャペルの方、行く?」


「うん」



「甲ちゃん…
綺麗…
見惚れる」



「律もかっこいいよ」



ーー



甲ちゃんがキスしてくれた




「あ、口についた…
ごめん…」

甲ちゃんが笑った



「え…」


「リップ、律の口についちゃった」




甲ちゃんがオレの口を
指で拭った




甲ちゃんの指先が
紅く染まった



オレは甲ちゃんの手を掴んだ



「ドレス、汚れるよ…」


甲ちゃんの指先を舐めた




そのまま甲ちゃんの頬にキスした




ーーー





「オレと結婚してくれて
ありがとう
幸せにする…」




「うん
律、大好き」





いくつになっても
甲ちゃんの無邪気な笑顔が好きだ




ずっと笑ってて

オレの前で






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