一匹狼〜新選組〜«完»
山崎side



俺は局長に頼まれて少年の手当をしていた。



首には包帯を巻き、腕を手当しようと

したが、腕を出すのを少年は戸惑っている



すると少年は「怒らない?」と聞いてきた。




何故怒るのだろう?と思ったが


「怒らないよ。」と言い、腕を見せてもらった。



素直に酷いと思った。



腕には無数の痣や切り傷。


昔のものから最近のものまで、


俺は無言で手当をした。



これは局長に報告しなくては


山崎sideend

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