a sad story
私、永野陽奈は24歳でサービス業をしている。

サービス業なので、休みはほとんどシフト制
土日休みの友達ともお休みが基本合わないが
第三木曜日は友達の仕事も基本すぐに終わるため唯一固定の飲みの日となっている。

そして今日がその木曜日

既に飲み会が終盤を迎えようとしていたところだった。

「そういえばさ、陽奈は両思いになれた彼氏さんとどうなの?」

私の数少ない高校の同級生 乾 梓が単刀直入に聞いてきた。
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