虹色アゲハ
確かに…
信用される行動をしてないヤツほど、信じてを乱用するかもね。
「そこまで言うなら…
何があっても、私の事信じなさいよね」
そう言えば、今度は不信感を持つって事でしょ?
「もちろん信じるよ」
「どっちなのよ!
結局なんでも信じるんじゃない」
「えっ…あ、そっか。
でも俺、元々さ…
信じられない事だらけの世の中だから、好きな人くらいは信じたいなって思ってて」
「ほんと懲りない男ね…
それであの女に利用されたっていうのに、今度は私からも利用されたいの?」
「それでもいいよっ?
そうだ、タクシー使うくらいなら俺が足になっても全然いいし」
なるほど、今わかったわ。
毒女から騙されてるのか、それとも一肌脱いでる共犯なのかと二択にしてたけど…
この男はきっと、どっちもだ。
つまり、騙されてる部分もありながら…
好きな相手のために、一肌も二肌も脱いでしまうタイプなのだと。
「残念なイケメンね」
こうも完璧なスペックを持ちながら、その残念さは…
もはや天然記念物だと、呆れる揚羽。
信用される行動をしてないヤツほど、信じてを乱用するかもね。
「そこまで言うなら…
何があっても、私の事信じなさいよね」
そう言えば、今度は不信感を持つって事でしょ?
「もちろん信じるよ」
「どっちなのよ!
結局なんでも信じるんじゃない」
「えっ…あ、そっか。
でも俺、元々さ…
信じられない事だらけの世の中だから、好きな人くらいは信じたいなって思ってて」
「ほんと懲りない男ね…
それであの女に利用されたっていうのに、今度は私からも利用されたいの?」
「それでもいいよっ?
そうだ、タクシー使うくらいなら俺が足になっても全然いいし」
なるほど、今わかったわ。
毒女から騙されてるのか、それとも一肌脱いでる共犯なのかと二択にしてたけど…
この男はきっと、どっちもだ。
つまり、騙されてる部分もありながら…
好きな相手のために、一肌も二肌も脱いでしまうタイプなのだと。
「残念なイケメンね」
こうも完璧なスペックを持ちながら、その残念さは…
もはや天然記念物だと、呆れる揚羽。